今回の講座では、木村 達郎 講師 (大阪市立大学大学院医学研究科 先端予防医療学)にお越しいただき、
実際の診療における肺がん治療の動 向や治療の副作用などについて、分かりやすく解説していただきました。
肺がんは、がんによる死因第1位です。
近年の研究では、肺がんの要因として、EGFR遺伝子など、いく つかの遺伝子異常に依存することが発見されました。
これらの遺伝子を標的とする画期的な治療薬が 開発され、非常に高い効果がみられることが示されています。
現在では、がん組織の病理診断に加え、 遺伝子検査を行うことも重要となっています。