江戸時代の「おおさか」から現在・未来の「おおさか」まで
古の大坂を知り、新しい大阪を創る
開催日 | : | 6/4(水)・18(水)・25(水)・7/2(水)・9(水)・23(水) 全6回 |
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時間 | : | 10:00-11:30 |
会場 | : | あべのハルカス23階 セミナールーム |
定員 | : | 40名 |
受講料 | : | 12,000円(税別) ※教材費別途500円(税別) ※フィールドワークあり(交通費は自己負担) |
予約 | : | 要予約・先着順 |
備考 | : |
江戸時代、「天下の台所」と呼ばれ、進取の気象に富んだ商都「おおさか」について、経済・金融だけでなく、有能な人材を輩出した北浜の適塾や懐徳堂などでの教育、西鶴など文人の足跡を歴史的な視点から確認し、未来都市「おおさか」を考えるヒントとして本講座を企画しました。
フィールドワークとして、歴史的・文化的遺産を訪ね、古の息吹を膚で感じとる見学会もプログラムしています。江戸時代の「おおさか」を経済、教育、文化の側面から分析し講義すると同時に、貴重な文化遺産を訪ね、時代を切り拓いた先人の足跡を体得し、現在と未来の「おおさか」を考えます。
日本資本主義の萌芽を導いた石田梅岩の石門心学をはじめ江戸時代の町人社会にあった既成の概念に捉われない「価値からの自由」を体得することにより、個としての、あるいは社会としての閉塞感を打ち破るきっかけとなれば本講座の成果ありといえます。
1.プログラムの目的と概要(ガイダンス):
・プログラム全体像の説明
・江戸時代の大坂と今の大阪を比較する意味
・フィールドワークの計画(受講者のアイデアを積極的に採用)についてグループワーク
2.江戸時代の「経済」と今:
・「堂島米会所」の歴史と商取引の実際
・米の先物取引と現在のデリバティブ取引
3.江戸時代の「商人道」と今:
・石田梅岩の石門心学を中心に解説
・著名経済人に生きる経営哲学
4.江戸時代の「教育」「文化」と今:
・適塾、懐徳堂、泊園書院など
・大阪大学、関西大学などに残る伝統と文化
5.世代を継ぐ「相続・事業承継」の歴史と今:
・相続・贈与の課題と失敗の事例に学ぶ
・江戸時代の智恵など
6.総合的なまとめ:
・歴史的・文化的遺産の訪問
(見学会案)
(例)順不同
適塾→懐徳堂跡→慶応大学大阪分校跡→大阪大学中之島センター
中之島公会堂→裁判所傍聴(経済事件)→大阪法務局(土地制度など)