あべのハルカス美術館協力
デュフィ展 - 学芸員によるレクチャーと鑑賞
開催日 | : | 8/26(火) |
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時間 | : | 13:00~15:00 |
会場 | : | あべのハルカス23階キャンパスフロア セミナールーム あべのハルカス美術館 |
定員 | : | 40名 |
受講料 | : | 無料 (展覧会鑑賞券は自己負担) |
予約 | : | 要予約・先着順 |
備考 | : |
フランスの画家、ラウル・デュフィ(1877-1953)は、明るい色彩の軽快な筆さばきで描く独特の様式を築いたことで知られる、日本でも人気の画家です。このたびの展覧会は、デュフィが故郷のル・アーヴルからパリに出て国立美術学校に入学する1899年から、1930年代に《電気の精》に代表されるデュフィ独自のスタイルの確立を経て晩年に至るまでの生涯を辿る大規模な回顧展です。パリ市立近代美術館、パリ国立近代美術館、ロンドンのテートなど、デュフィの重要なコレクションを有する美術館の協力により、油彩画、水彩画、デッサン、版画、テキスタイルなど約130点の作品を紹介します。
この講座では、展覧会の作品解説をしながらデュフィの画家としての生涯を振り返り、「色彩の魔術師」とも呼ばれる独自の絵画スタイルが確立した背景と、作品の魅力について語ります。
学習院大学文学部哲学科を卒業後、東洋古美術専門の美術商、株式会社繭山龍泉堂に10年間勤務し、 中国、朝鮮、日本の陶磁器、絵画等を扱う。平成10年から24年までは、山口県立萩美術館・浦上記念館に浮世絵担当の学芸員として勤務。 平成24年から、あべのハルカス美術館の開設準備にあたり、平成26年3月開館を迎えた。現職は上席学芸員。専門は日本近世絵画史。