あべのハルカス美術館 PRESENTS
「川喜田半泥子物語」展
~学芸員によるギャラリートーク~
開催日 | : | 2015/4/19(日) |
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時間 | : | 9:00-10:00 |
会場 | : | あべのハルカス美術館 |
定員 | : | 40名 |
観覧料 | : | 1,000円(税込)、当日受付(17階)にて購入 |
予約 | : | 要予約・先着順 |
主催 | : | あべのハルカス美術館 |
備考 | : | 17階ロビーにて、受付をいたします。地下1階よりシャトルエレベータにて17階へお越しください。 |
川喜田半泥子(本名・久太夫政令、1878-1963)は、江戸時代から続く木綿問屋として知られる津の旧家に生まれました。百五銀行の頭取を務めるなど、実業家として活躍するかたわら、陶芸や写真、書画、俳句などに豊かな才能を発揮しました。なかでも、40歳代から始め、50歳を過ぎて本格的に打ち込んだ陶芸は、趣味道楽の域を超え、近代茶陶を主導する役割を果たしました。
今回の展覧会では、人間・川喜田半泥子にスポットをあて、代表的な陶芸作品のみならず、若い頃夢中になった写真や、その後の書画など、半泥子の多様な芸術世界を紹介します。
また、豪商であった川喜田家に代々伝わる美術品や、青年期に影響を受けた人物の史料、半泥子に師事した陶芸家たちの作品も併せて紹介し、半泥子という希代の芸術家が生まれた背景と、その人物像を浮き彫りにします。
学習院大学文学部哲学科を卒業後、東洋古美術専門の美術商、株式会社繭山龍泉堂に10年間勤務し、 中国、朝鮮、日本の陶磁器、絵画等を扱う。平成10年から24年までは、山口県立萩美術館・浦上記念館に浮世絵担当の学芸員として勤務。 平成24年から、あべのハルカス美術館の開設準備にあたり、平成26年3月開館を迎えた。現職は上席学芸員。専門は日本近世絵画史。